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カタダのペンギンな日々

ブログの可能性を模索する様子を見せるブログ。

チケットキャンプは転売ルール完全無視!嵐(ジャニーズ)等売買のトラブルに注意

WEB/TV
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1、コンサートチケット転売問題が続く中、CM・広告PRで嵐・キスマイ等ジャニーズを挑発するサイト。

【2016.4.7更新】※嵐コンサートの「顔認証」導入についても言及しています。


そろそろ僕たちは、チケット転売問題について本気で考えなければいけないのかもしれません。

そう思ったきっかけは、ツイッターで広告としてタイムラインに流れてくる、これを見たことです。

f:id:penguin-diary:20150813224940p:plain

「えっ、ジャニーズって、チケット転売とか、厳しく禁じてるんじゃなかったっけ!?」

 と、あまり詳しくない方でも、違和感を覚えたのではないでしょうか?

これは「チケットキャンプ」という個人間のチケット売買を仲介するWEBサービスのプロモーション広告です。

そしてこのサイト、運営はmixi(ミクシイ)グループが行っているようです。

(「上場企業のミクシィグループが運営してますから安心ですよ」ということを大々的にうたっています。)

 

さらにはこのサービス、TVCMでもプロモーションを行っています。


小島瑠璃子 CM チケットキャンプ 全2ver - YouTube 

 

 えっと、なんでしょう……。

 この違和感というか、嫌悪感というか……。

 

違和感の正体をひと言で言えば、

「なぜ各イベントで”ルール違反だ”と叫ばれている転売を、堂々とWEBやテレビを使ってプロモーションしてるのか!?」

ということでしょう。

 

2、各所で問題視されているチケット転売問題 

最近、この手のニュースをよく見かける気がしますが、チケット転売に関する規制は年々厳しくなっています。

たとえばジャニーズ事務所。

news.mixi.jp

(↑これ、mixiニュースです笑。)

ネットオークションで取引されたチケットを無効にするとともに、出品者の情報を公開するというペナルティを課しました。

Johnnys net : ガイドライン 

ほかにもコンサートや演劇、コミケなど各種イベントの公式サイトでは、チケット転売を禁ずる旨のアナウンスがされていることが少なくありません。

出展サークル専用通行証のネットオークションへの出品を行ったサークルの参加お断りについて

お知らせ:KAWASAKI FRONTALE:【お願い】川崎フロンターレホームゲームのチケット転売禁止について

パルコ劇場|チケット転売の禁止について

 

ちなみにサマソニ2015も。.

FAQ - SUMMER SONIC 2015

Q:都合が悪くなったので、チケットを売りたいのですが・・・

A:営利目的のチケット譲渡・転売は、社団法人 全国コンサートツアー事業者協会が定める約款(第四章 第十五条<転売の禁止>)により、固く禁止されております。
個人間売買・オークションサイト・金券ショップ等で購入されたチケットは、その有効性を一切保障されておりません。
会場で譲渡・転売チケットによる入場が発覚した場合は、ご入場をお断りさせていただきます。
その際、法的処置を取らせていただきますので、予めご了承ください。
また公演当日、譲渡・転売によって発生したトラブルについては、必ず当事者間で解決していただきます。

法的措置を取ると宣言。

 

イベントの中には、当日入場の際に身分証明を求めるなど、転売の阻止に力を入れるイベントも多いものの、「身分証つきのチケット」が出回るなど、転売者とイベント運営者とのイタチごっこが続いているようです。

(と、上記のmixiニュースに書いてあります。他人事ですね苦笑。)

 

2、「チケキャン」CM出演タレントの事務所ホリプロも、チケット転売は禁じている。

チケットキャンプのCMに出演している方は、言わずと知れた大手芸能事務所「ホリプロ」に所属するタレント、小島瑠璃子さんです。

このホリプロという事務所は、舞台公演の主催も手掛けるし、ミュージシャンもお笑い芸人も抱えており、ライブやイベントを催す機会も少なくありません。

(※厳密に言うとお笑い芸人は、系列会社の「ホリプロコム」に所属している。)

で、もちろんこれらのイベントでも、チケット転売は禁止されています。

たとえばバナナマンの2015夏の単独ライブ。(チケットはすでに完売。)

◇本販売にて購入したチケットを、チケット券面を超える金額にて転売すること、またはインターネットオークション等で出品する等の転売を試みる行為、転売を前提にチケットを購入する行為は禁止とさせて頂いております。前述の行為が発覚した場合、興行主催者自らの判断で購入済のチケットを無効とした上で、チケット代金の返金並びに入場を認めないことがあります。また、既に入場している場合には強制的に退場を命じる場合もありますので予めご了承の上お申込みください。

ホリプロお笑いオフィシャルファンクラブ よさこい INFORMATIONより)

 

と、インターネットでの転売を禁止しています。

で、このバナナマンのライブチケット、「チケットキャンプ」で高額で出品されています笑。

ticketcamp.net

驚異の3万円越え多数!

なんでしょう…このめまいを起こしそうな感じ。

もはや誰が悪いのか分からなくなってきました。なぜホリプロさんはこのサービスのCM出演を受けたのでしょう??

 

3、ミクシィだって「モンフェス」等イベントを運営する立場ではないのか?

ミクシィが主催する「モンフェス」の運営がグズグズで、参加者をはじめ多くの人から非難の声が上がったのは、記憶に新しいところです。

来場者限定のシリアルコードが即座にネット上に高額で売り出され、その対応に苦慮し、共通シリアルコードを公表したとか。

 

ネット上では、「転売の何が悪い?」「それが市場の論理だ」といった、イベント主催者や各ファンの思いを無視した、居直りのような理屈も出回っていますが、ミクシィグループもまた、それと同じ考えなのでしょうか?

 

4、チケット転売は「善」か「悪」か?

別に「チケットキャンプ」が他の同種のサービスに比べて悪質だとか、そんな事実は一切ないと思われます。

まあ、上記のtwitterプロモーションは無駄にジャニオタを挑発するものであり、どうかと思いますが。

僕が言いたいのは、チケット転売が良いことなのか悪いことなのか、そろそろはっきり答えを出す必要があるのでは、ということです。

おそらく、こういった上記サイトのような転売行為が違法か合法かと問えば、合法なのでしょう。さすがに法律に違反するサービスを大々的にプロモーションするはずはない、でしょうし。 

ですが、「法律違反じゃなければいい」「バレなければいい」という考え方でいいのか……。

 

また、巷にあふれる「チケット転売は必要」という主張にも一定の説得力はあります。

 ・チケットの購入者がイベントに行けなくなった場合、チケットを譲ることで、支払った代金を取り返せる。

・自分が欠席することで空席ができたら、それこそイベント運営者に申し訳ない。

といった意見には僕も同意します。そういう意味でのチケット転売は、認められてしかるべきでしょう。

 

僕が言いたいのは、

 「定価以上の高額での転売は禁止!!」

というルールでいいのではないか、ということです。

できれば法律(条例)で明確に禁止されればいいなとも思います。

これで転売目的での購入はなくなるでしょうし、個人間の定価以下でのチケット売買は安心して、堂々と行うことができるでしょう。 

逆に、定価以上の高額での転売の「権利」を法が保護する必要ってあるんですかね??

 

ネット上に時々現れるダフ行為擁護論者は、「主催者が値段を上げれば転売は起こらないぞ!」「公演日数や座席数が少ないから転売が起こるんだ!」などと、理不尽に責任を主催者側に転嫁する意見もありますが、それは主催者の裁量の範囲内であり、高額転売を肯定する理由にはなり得ません。

 

※ちなみに(注意!)

ネットで「チケットキャンプ」や「チケット流通センター」などの安全性を確認したくグーグル等で検索すると、「トラブルがなく安全です」「違法ではないので安心してご利用ください」といったことが書かれたサイトが多数見られると思います。

これはなぜかというと…、これらのWEBサービスが、「アフィリエイト」を導入しているためです!!(あぁ、真実を言ってしまった…!)

アフィリエイトとは、自分が作成したサイトから「チケットキャンプ」等のサイトに飛び、チケットを購入したり会員登録をしたりすると、売上の数パーセントをサイト運営者がもらえるというサービスです。

アフィリエイターはこの数パーセントが欲しいため、サイトを作成し、「安全です」「便利です」といったことを(根拠なく)書き綴り、時には口コミサイトを装い「満足度ほぼ100%です」などと謳い、収益を上げようと目論むわけです。

当然、これらのサイトはチケット購入者がトラブルに巻きこまれたとしても責任など取ってはくれません。この点はしっかり肝に銘じておいたほうがいいでしょう。

 (中にはきちんと購入者の利益を考えたサイトあるはず…とは期待を込めて書いておきます。ただ、運営側の規約よりもこれらのサイトを信じるというのは危険であることは間違いないでしょう。)

 

5、まとめ

なんとなく当事者(主催者やチケット購入者)の判断にゆだねられてきたこの「チケット転売問題」ですが、もはや社会問題化しつつあると言えるでしょう。

できればもっと明確に「高額転売」は禁止されてほしいと思いますし、チケット転売サイトも、もう少し明確に「ポリシー」を打ち出してほしいものです。

 

そろそろきちんとルールを考えようよ、という話でした。

 

6、追記:「嵐」ライブチケットも「顔認証」導入

【2016.4.7追記】

news.livedoor.com

ついに嵐も、コンサートでの「顔認証」導入を決定したとのことです。当日急きょ行けなくなったなど「必要」とも考えられる譲渡ができなくなるので、否定的な意見も多少あるようですが、転売がここまで横行している以上、ジャニーズの決断は必然だったと言えるでしょう。

ところで、「顔認証」が導入されたとアナウンスされても、やはり「チケットキャンプ」には嵐のコンサートチケットが出品されているようです。

定価9,500円のチケットが最高42万円となっており、実際に落札もされているとのこと。一瞬目を疑いましたが、年齢、性別に加え、チケット購入者の容姿(メガネ、髪の長さ、顔の特徴)などと記入することで「対応」しているようです。

言うまでもなく、このような売買はトラブルが発生しやすく、とても危険な取引であると考えられます。

嵐のコンサート運営側がどんな「顔認証」システムを利用しているのか定かではありませんが、たとえば「ももいろクローバーZ」がすでに導入したシステムでは96%の精度を誇っていたとのこと。少しばかり購入者と容姿を似せる程度で、あざむくことは困難でしょう。

※どうしてもコンサートに参加したい気持ちは分かりますが、そもそも「嵐」サイドをあざむくという形で参加しようとするのが正しいのか、今一度考えなおす必要があると思います

 

 

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