カタダのペンギンな日々

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週刊ポスト元少年A「実名」という釣り報道にホイホイ騙される各メディア

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1、何が実名・顔写真掲載だよ、釣りじゃねーかよ!( `ー´)ノ

 

どうも、カタダです。
 
週刊ポストがかつてサカキバラと名乗った(神戸児童殺傷事件の)元少年Aの実名・顔写真を公表しました。
――と各ニュースで報じられているものの、見てビックリ、すでに皆が知っている、改名前の名前と、少年の頃の顔写真(かつて週刊文春が掲載したもの)でした。

 ザ・タブー編集部もビックリ!

 

そう、みなさんご存じ、釣りというヤツです。

 
いやーまんまと騙されましたね!立ち読みでよかった…!
 
まあ週刊ポストにその辺のモラルを求めても仕方ないと思うので放っておくとして、問題は他のネットニュースです。
 

2、釣り記事に踊らされるネットメディア

アサヒも読売もネットニュースメディアも、いやー面白いように釣られていますね!

おそらく、週刊ポスト側の「実名・顔写真」を掲載する、という告知を真に受けて記事を作成・公開したのでしょう。まあ同情の余地はありますが、その後訂正のような記事な発表されていないようです。

 

 もっとヒドイのがあのサイゾーが運営するLITERAのこの記事。

lite-ra.com

 途中まで、現在の実名が報道されているものとして記事が書かれながら、最後に「そういえば」とつなげ、急に「昔の名前じゃん!」という記述に方向転換しています。
 
これって、要はこういうことですよね?
①週刊ポストが実名・顔写真を掲載するという予告を目にする。
②すぐに公開できるよう、記事の下準備をしておく。
③が、実際紙面を見て、「釣り」だったことに気づく。
④せっかく色々書いたし書き直すのも面倒くさいので、最後ちょっとだけいじって公開する。
 
いや、仕事雑すぎでしょ!
読者なめすぎだから!
 
結果、釣り記事に真面目に応じるという奇天烈な記事に仕上がってます笑。 
 

3、メディアの良識が試されている。

この元少年Aような構ってちゃん野郎は無視するに限ると思うのですが、太田出版の「絶歌」出版を筆頭に、今のところメディアは彼にいいように操られている気がします。

HP開設の告知も大々的にやってあげてたし、大丈夫なんでしょうか?

良識をもったメディアが、この目立ちたがりの中二病少年をうまいこと成敗してくれることを、期待している僕がいるわけです。

とにかく、今後各メディアの皆さんは、週刊ポストの釣りに気を付けてください!

 

 ※真面目な話、事件を忘れてはいけないと思う。

淳 (新潮文庫)

淳 (新潮文庫)

 

 

あの事件から5年、「酒鬼薔薇」が出所する。被害者淳君の父の慟哭を聞け!

「おじいちゃんのとこ、いってくるわ」ドアの閉まる音がして、淳は家を出ていきました。これが、私たち家族と淳との永遠の別れになってしまいました——。1997年5月に起きた「神戸連続児童殺傷事件」。14歳の少年に我が子を奪われた父が綴る鎮魂の手記。眼を細め見守った息子の成長から、あの忌まわしい事件の渦中の出来事、そして「少年法」改正に至る闘いまでを、被害者遺族が詳細に描く。

淳 それから

淳 それから

 

 

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