宝くじを買うことは本当に「無駄使い」なのか?
どうも、カタダです。
今日カフェにいたら、近くに座っていた50代くらいのおばちゃん2人とおじちゃん1人が、こんな会話をしていました。
×××
女性①「今年も年末ジャンボの季節ねぇ…。私いつも、”よく当たる”って噂の売り場まで行って、並んで買うようにしてるのよ」
女性②「まあ、頑張ってるわねぇ」
男性①「お前は馬鹿だねぇ、一度当たりが出た売り場から、また当たりが出る確率なんて低いに決まってるだろ」
女性②「あら、そうなの?」
男性①「そうだよ!同じ売り場で連続して1等なんて、あると思うか?確率論で言や、別の売り場のほうが当たる確率高いに決まってんだろ!」
女性①「んまあそうなの、私毎年並んで損してたわ。今年は別の売り場で買います」
女性②「聞いといてよかったわねぇ!」
3人「あっはっはっはっは!!」
×××
はい全員バカ!
と、一度は呆れたのですが、、
ただ、ほぼ同じ頃、こんな記事を読みまして。
内藤忍という、資産運用のセミナーなりなんなりしている方のブログですが、ざっくり内容を要約すると、
・宝くじを買うための行列を見ると悲しくなる。
・宝くじの還元率は45%程度。1,000円買ったら550円が差し引かれて、残り450円を購入者で再分配する仕組み。
・宝くじは収入の低い人ほど購入金額が高いのが世界的な傾向。
・競馬やカジノよりもさらに期待値の低いものを、お金の知識の無い人たちが、わざわざ並んで買っている。
・お前ら(自分のブログの読者)は資産運用セミナーでマネーリテラシーを着実に高めようぜ。
・ちな、毎週金曜日に配信しているメルマガで、資産を守り増やすヒント配信してるよ。
という内容です。こういう人やその読者が、「宝くじなんてバカの税金だぜ!」とドヤ顔で言うのでしょう…ということを思い、しばし考えてしまいました。
宝くじを買う人と、それをバカにする意識高い系の人、どっちが幸せなんだろう?と。
宝くじを買う人は「夢」を買っている。
こんなこと今さら言うまでもないですが、宝くじを購入する人は「資産運用」の手段として宝くじを購入しているわけではなく、ぶっちゃけどうせ当たらないだろうなと思いつつも、「7億円当たるかもしれない」という夢を購入しているわけです。
たぶん前述したカフェの3人に、
「もしもし。いや、突然すみません。あのー、実は宝くじって、還元率は45%程度でして~~」
と説明を始めたら、まず間違いなく憐みの目で見られることでしょう。
たしかに、一枚300円の紙きれを数枚買うだけでワクワクできるなら、それってコスパ最強ですよね。
ちょっと行列に並んだくらいでより夢が膨らむなら、全然アリではないでしょうか?
自分はというと…
なんだか「バカって幸せ」みたいな結論に収まりそうになってますが、宝くじを買う人がバカ(愚者)かどうかなんて、答えは出せません。
けど、一つ言わせてもらうと、
僕ぐらいの賢者になると、宝くじを買わずとも「7億円当たったらどうしよう?」と夢を膨らませることができます。
「無駄にクルーザーでも買おうかなぁ」
「ペッパー君を10人くらい買ってはべらせようかなぁ」
「やっぱり旅行だよな、旅行!カナダ、イタリア、エジプト…」
「あーでも、税金取られるんだよなー…痛いなぁ」
などと今日も、宝くじを買ってないのにトイレで一人ニヤついておりました。
皆さんにも、エアージャンボ宝くじ、お勧めいたします。
ではでは!
(※追記)
「宝くじは非課税」だという指摘を複数頂戴しました。「妄想」部分に間違いがありますので念のため追記しておきます。
僕は賢者ではありませんでした。
↓てかトンデモ本多すぎwww